ディズニーランドの秘密起源:ウォルトのジャングルクルーズ情熱とその驚きの背景 – 第4部

「ディズニーランドの秘密」シリーズ

こんにちは、旦那のたつです!

前回に引き続き「ディズニーの裏側」という番組から、学んだことを皆さんに説明する、リマインダー記事です。

前回は、ハーパーゴフが棒の力により川を作り、ウォルトの自宅の裏庭の園芸師・ビルエヴァンスがトラブルに負けず、ジャングルをどうにか作ったというお話でした。

今回は、その続きです。

よかったらお付き合いください。それでは行ってみましょう!


ウォルトの野望

ウォルトは、溝の周りを車(ランブラーのステーションワゴン)で走りながら言うんです。

ウォルト
ウォルト

ここがジャングルクルーズになる。そこからライオンが何頭も飛び出してくる。あの土の山を見てくれ、ハイエナの群れがいるんだ

想像力を使って眺めれば、本当にすごい。

でも本物のライオンやハイエナなんてどこから連れてくればいいんだろう…

しかも、ウォルトには野望がありました。。。

ウォルトは、ジャングルクルーズで本物の動物を使いたいと思っていたんです!


問題の認識

本物の動物がジャングルクルーズに出てきたら、確かに楽しそう!

でもすぐにわかったんです。その形ではあまりゲストは楽しめないだろうって。

なぜかというと、ライオンをはじめ、動物は昼間に寝るのが好きなんです。


そうだ!いないなら作ろう!

日中、動物を見やすく外に出しておくにはどうしたらいいのか?

その問題を解決する方法はただ一つ。

ウォルトたちは人造の動物を作るしかないと気が付いた。

それならいつでも目の前でカバを見ることができる!


人造の動物なんて、どうすれば…

ジャングルと川がいっぱいになるほどカバや動物を作るなんて、そんなのだれもやったことがない。

そもそも、3Dの動物なんて、いままで作ったことある人なんて…

ウォルト
ウォルト

!!そういえば、動物作ったことありましたわ!
私が3Dの動物を初めて作ったのは『海底2万マイル』の巨大イカです!

そこで、ウォルトは新しい技術を土台から考えるため、ある者たちのことを思い出した。


彼らの力を借りることに!

1954年の終わりの公開された作品「海底二万マイル」は大成功!

ウォルトはまたタキシードを着て1955年にオスカーをさらに2個受け取りました。

ジャングルクルーズのタイミングは映画が完成して、仕事がなくなった特殊効果のスタッフにとって、まさにぴったりのいいタイミングでした。

映画の中でメカニカルエフェクトを担当した特殊効果のスタッフは全員、動物を作る仕事に呼ばれたんです。ジャングルクルーズのために!


それでも、やはり簡単ではない…

とはいえ1955年の最新テクノロジーは今とはちょっと違っていました。

ウォルト
ウォルト

新しいプラスチック素材でジャングルの動物を作りました。

パークの最初のロボットは今のアニマトロにクスに比べればとても原始的です。

明らかに機械のようで、顔やあごのジョイントが見えそうなんです。

アニマトロニクスは油圧式です。油圧式というのは、中に入っている高圧の油でジョイントなどを動かすものです。

そのため、大がかりな機械になるので、動物の一部を再現するので精一杯。


そこで、植物を利用することに!

一部しか再現できないならばと制作陣は考えました。

まず、サイの群れを茂みに隠しました。機械を隠すために。

他にもキリンは高い木の葉を食べます。しかし、足はありません。

そこで、足を茂みに隠してみました!すると、そびえたつようなキリンも本物と見分けがつきません!

著作者:upklyak/出典:Freepik

それでもすべてが解決するわけではない…

だけど茂みに隠せない動物もいました。

たとえばカバ。歩かせるのは無理なので何か土台につけさせる必要がありました。

が、水の中にいるため、茂みには隠せないし、水の中の土台なんてどうすればいいのか…

これらの問題を解決するために、彼らはひとまずスタジオに戻りました。


ひらめいた!

戻ってみると、「海底二万マイル」撮影用の水槽には水中モノレールがありました。

制作陣はひらめきました。これをカバの土台にできるのでは?

でも、そうすると、レールが見えることで、この幻想の世界が壊れてしまうのでは?

そうだ、水を濁らせて、機械を見えなくすればいいんだ!

ということで、水はきれいな色合いの濁った緑に染められました。


最後の工夫!

作り物の野生動物が持っていた見た目の欠点を完全に帳消しにしたのは「あるもの」でした

ウォルト自身も身をもって知りました。

ウォルトは長時間パークで過ごし、園内に泊まりたがりました。

ところが初めて泊まった時、ジャングルの音を消すスイッチをだれも見つけられなかったんです。

ウォルトは眠れなかったとぼやいていたそうです。徹夜する羽目になったんですって!

ジャングルクルーズの場所は消防署の上にあるウォルトの部屋の裏側です。本物のジャングルと同じぐらいうるさかったんですね!

作り物の野生動物が持っていた見た目の欠点を完全に帳消しにした「あるもの」…そう、それは「動物の鳴き声」でした。

これで動物も何とかなった!

ウォルトの安心までもう少し、ディズニーランドのオープンの日が近づいてきました!


次回に続きます

ジャングルに続き、動物も何とかしたウォルトとそのチーム。

もうすぐ、ディズニーランド開園の日がやってきます。大成功になるのか。はたまた、またトラブルが起こるのか!?

次回をお楽しみに!


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それでは皆さん、また次回の更新で楽しんでくださいね!

ではでは~♪

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