結論から言うと、S.E.A.は「世界中の好奇心旺盛な探検家たちが集まった、架空の探検家・冒険家学会」です。
東京ディズニーシーでは、この学会の本拠地のひとつとして「フォートレス・エクスプロレーション(砦)」が用意されていて、メディテレーニアンハーバー全体の世界観も、このS.E.A.の活動と深く結びついています。
この記事では、大人ディズニーファンや世界観が好きな方向けに、「S.E.A.とは何か」「ディズニーシーのどこで出会えるのか」「知っておくと砦の歩き方がどう変わるのか」を、できるだけやさしい言葉で整理していきます。
S.E.A.とは?一言でいうとどんな組織?

S.E.A.は「Society of Explorers and Adventurers」の略で、直訳すると「探検家と冒険家の学会」です。16世紀ごろの大航海時代をイメージした時代に、世界中から集まった探検家・科学者・芸術家たちが、海や空や星をテーマに研究と冒険を続けている、という設定になっています。
ポイントは、国や職業のちがいを越えて、「世界をもっと知りたい」「まだ見ぬ場所を旅したい」という気持ちでつながっている人たちの集まりだということです。東京ディズニーシーの砦やルネサンス号は、まさにその活動の舞台としてデザインされています。
あや砦の中って最初は「難しい展示かな?」と思っていたのですが、「好奇心で動く探検家たちの集まり」と聞いたら、一気に親しみがわきました。自分たちもその一員になったつもりで歩いてみると、雰囲気の楽しみ方が変わりますね。
ディズニーシーのどこでS.E.A.と出会える?


S.E.A.の「拠点」はパークのあちこちに散りばめられていますが、その中でも一番分かりやすいのがメディテレーニアンハーバーの砦エリア「フォートレス・エクスプロレーション」です。砦の入口の紋章や、ルネサンス号のモチーフ、エクスプローラーズ・ホールの肖像画など、S.E.A.に関する手がかりがいくつも見つかります。
他にも、ルネサンス号は「S.E.A.が所有するガリオン船」という設定で、世界中の海を探検するための象徴的な船として港に停泊しています。また、レストラン「マゼランズ」の内装や模型にもS.E.A.の要素が隠れていて、砦と港、レストランが一体となったひとつの世界観になっています。
さらに、ソアリン:ファンタスティック・フライトに登場するカメリア・ファルコは、S.E.A.の再興期メンバーとして設定されており、「空の時代」に広がっていくS.E.A.の物語を示しています。フォートレスとソアリンを行き来すると、「海から空へ」という歴史の流れも感じ取れるようになっています。



特別支援の先生という立場で見ると、「いろいろな得意を持つ人たちが集まって、同じ目標に向かっているチーム」としてS.E.A.を見ることができます。一人ひとりの役割がちがうからこそ、あの砦や船の世界が成り立っている、と子どもたちと話すこともできます。
フォートレス・エクスプロレーションは「S.E.A.の野外キャンパス」








フォートレス・エクスプロレーションは、ただの要塞ではなく、「S.E.A.の研究と訓練の場」という位置づけです。振り子の塔で地球の自転を、惑星の部屋で宇宙の広がりを、ナビゲーションセンターで航海と地図の読み方を学べるようになっていて、砦全体がひとつの「学びのキャンパス」としてデザインされています。
それぞれの部屋は、S.E.A.のメンバーが自分の専門分野を研究する「研究室」のような役割を持っています。ゲストはその研究室を巡りながら、「自分もS.E.A.の見習いになったつもりで世界を学ぶ」という体験ができるようになっています。



一つひとつの装置の意味が分かると、「ただの展示」から「誰かの研究の成果」へと見え方が変わってきます。砦の中を歩きながら、「この部屋はどんなS.E.A.メンバーの研究室なんだろう?」と想像してみるのも楽しいです。
S.E.A.を知るとパークの見え方はどう変わる?


多くの人にとって砦は「空いている謎のエリア」ですが、S.E.A.を知ったゲストにとっては「世界一まじめに作られた探検家たちのキャンパス」に変わります。
たとえば、ルネサンス号を「大きな船だな」で終わらせるのではなく、「S.E.A.のメンバーが世界中を旅するときに乗っていた船」として眺めると、甲板の大砲や船員室のベッド、倉庫の荷物まで、すべてに物語があるように感じられます。
また、エクスプローラーズ・ホールに並ぶ肖像画を見て、「この人たちがそれぞれどんな分野で世界を広げてきたのか」を想像すると、砦で体験する展示ひとつひとつが、「人類が世界を理解していく過程」とつながっていきます。



砦は、子どもにとっても大人にとっても「学び」と「遊び」が自然に混ざっている場所です。S.E.A.というキーワードをひとつ持っておくだけで、「ただ歩くだけ」から「意味を読み取りながら歩く時間」に変わるので、ゆっくり過ごしたい日ほど意識してみてほしいです。
次に行ったときに試してほしい楽しみ方


まずは砦の入口やルネサンス号の周りで、S.E.A.の紋章やマークを探してみてください。帆船のシルエットや天球儀、羅針盤など、同じモチーフがいろいろな場所にくり返し登場していることに気づけると思います。
次に、フォートレス・エクスプロレーションの各部屋を歩きながら、「ここはどんな分野の研究室なのか」を自分なりに言葉にしてみてください。天文学、地理学、物理、航海術など、教科書で見たことのある世界が、目の前の展示に結びついてきます。
最後に、砦を出てメディテレーニアンハーバー全体を眺めてみてください。港、船、要塞、レストラン、空のアトラクション。それぞれバラバラの施設ではなく、「S.E.A.の物語を共有している一つの世界」としてつながって見えてくるはずです。



私は夕方の少し暗くなってきた時間に砦を歩くのが好きです。灯りがともった港とルネサンス号を眺めていると、「今日もどこかに出航していったのかな」と物語を考えたくなります。
よくある質問(Q&A)
- S.E.A.は本当に存在する組織ですか?
-
実在の団体ではなく、ディズニーパーク共通の物語として作られた架空の組織です。ただし、世界中のディズニーパークにS.E.A.に関する要素が少しずつ増えていて、長く続く大きな物語になりつつあります。
- 東京ディズニーシーで、S.E.A.初心者におすすめの場所はどこですか?
-
はじめてなら、フォートレス・エクスプロレーションとルネサンス号が分かりやすい入り口になります。そこから慣れてきたら、マゼランズの内装やソアリンのバックグラウンドストーリーにも注目してみると、世界が一気に広がります。
- S.E.A.をもっと深く知りたいときはどうすればいいですか?
-
砦の中のパネルや紋章をじっくり読むだけでもかなりの情報が集まります。ブログでは、部屋ごとの詳しい解説や、ルネサンス号、ナビゲーションセンター、振り子の塔などをテーマにした記事も順番にまとめていますので、気になる場所から読んでいただければと思います。
まとめ:S.E.A.を知ると、砦は「空いている場所」から「物語の中心」に変わる
東京ディズニーシーの砦やルネサンス号は、混雑しがちなパークの中では「比較的ゆったり過ごせる場所」として知られています。ただ、S.E.A.の存在を知ると、その印象は大きく変わります。
S.E.A.は、世界を知りたい人たちの集まり。その「キャンパス」として砦があり、「冒険の象徴」としてルネサンス号が停泊している。
そう考えながら歩くと、一つひとつの展示や装飾が、単なる飾りではなく「物語の言葉」に見えてきます。次にディズニーシーを訪れるときは、ぜひS.E.A.というキーワードをポケットに入れて、砦の世界をもう一度ゆっくり味わってみてください。
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