ディズニーランドの秘密起源:ウォルトのジャングルクルーズ情熱とその驚きの背景 – 第3部

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ジャングルクルーズ
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こんにちは、旦那のたつです!

前回に引き続き「ディズニーの裏側」という番組から、学んだことを皆さんに説明する、リマインダー記事です。

前回は、ウォルトがチームのイマジニアと協力してジャングルクルーズのアイデアを模型にしたというお話でした。

今回は、その続きです。

よかったらお付き合いください。それでは行ってみましょう!

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ディズニーランドの建設始動

現場では、ブルドーザーがやってきて、川になる溝を掘るところから始まりました

からからに乾いた大地にジャングルの川を指揮するために、ハーパーゴフは1950年代の精度の高い技術を使いました。

ハーパーゴフの指揮

1950年代の精度の高い技術に必要なものは棒です。

まずはそこらへんに落ちている棒を拾ってください。

川岸になる線をぐるっと引いていきましょう。

片側が終わりましたら3m~4m半開けて川の反対側を引いていきましょう。

その間をブルドーザーで掘りましょう

うん!精度、高いね!こんな感じで、川を作っていきました。

ハーパーゴフのパワーあふれる棒の遺産(ジャングルクルーズ)は今も見ることができますよ!w

photo by ぱくたそ #フリー素材

ジャングルも用意しなければ…

ハーパーの棒により、川を作ると同時にジャングルも用意しなければなりません。

砂地にジャングルを持ち込むのだからこれは大仕事です。

手のつけようもない大仕事をだれかできないかなーと人材を探していたウォルト。

なんと見つけましたよ!自宅の裏庭で。

自宅の裏庭に1人乗りの周遊のおもちゃの列車を走らせてくれた、造園家のビル・エヴァンズ。

彼に依頼しました。

ディズニーランドに素晴らしい景観を作る

ビルエヴァンズの仕事は景観設計、ディズニーランドできるだけ多くの素晴らしい景観を作ることでした。

ビル・エヴァンズ
ビル・エヴァンズ

現場での実地訓練のようでした。やったこともないことばかりです。

と語っています。

ですが、やったことないからといって、考えている時間はありません。

ジャングルクルーズはアトラクションのなかでも、一番最初に着工し始めました。

なぜなら、木々を成長させるには時間が必要だからです。

著作者:macrovector/出典:Freepik

試行錯誤をしながらも作業を開始

アドベンチャーランドに気を茂らせるために、あらゆる努力をしました。

アドベンチャーランドが語る物語の背景には木が必要。でも草木が育つには時間がかかる。

もちろん完全にゼロから始めたわけではありません

もともと生えていた木をできるだけたくさん残そうとしました。

気を残せば残すだけ、外から買ってこなくて済むからです。

大誤算!まさかの失敗

木を残そうといろいろ試しました。

残す木には緑のタグ、切る木には赤いタグをつけたんです。

ところがここで大誤算!!

なんと、ブルドーザーのオペレーターは、気にせずどんどん倒してしまったんですよ。

ブルドーザーのオペレーター、なんと色弱で赤と緑の見分けがつかなかったんです!

とにかく木をかき集めないと!

ビルエヴァンズは必至で木を探すことになったのです。

アナハイムの近所からカリフォルニア中をひたすら回って民家に歩きや珍しい植物を買ってきました!

ドミンゲスパーム

その中にちょっと有名になった木があります。知る人ぞ知るドミンゲス・パームです。

アナハイムのディズニーランドの運営、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーの開園に尽力したディズニーレジェンド、ロン・ドミンゲスという人がいます。

ドミンゲス・パームは、その人の祖父母が結婚の記念にもらったものです。

その木をディズニーランドの持ってきたとき、かけがえのない思い出があることをウォルトは知っていました。

そこでウォルトは「必ず大事にする」と彼らに約束して、自宅の駐車場に生えていたのをもってきて、ジャングルクルーズのために植えました。

その木は、ジャングルクルーズのアトラクション内にありましたが、その後移動しました。

拡張工事の時にもう一度移動してQラインエリアへ

アドベンチャーランドで見ることができる、大きな木です。

しっかり約束を守り、今でも大切に扱っていることがわかる、何ともディズニーらしいお話ですね。

まだまだ木は足りない。次は…

必死だったビルは東カリフォルニアに新しく作られた高速道路に目を向けました。

州間高速道路5号線のすぐ近くを通ることになっていました。新しい高速道路はロサンゼルスの郊外を貫通していました。

それで道路建設のために切られる木を救い出したんです。

まさにブルドーザーの前からかっさらってきました。木が撤去される前日にその場所へ行き、荷造りしてディズニーランドまで運びました。

まだ…まだ足りない…ウググ

しかしジャングルを作るには建設廃棄物だけでは足りませんでした。

ビルは世界中を旅して各地のジャングルからパーク内の素晴らしいジャングルに植えるための木を集めました。

中でも、一番エキゾチックな雰囲気を作ってくれた木は、甘さあふれるとても珍しいフルーツとおいしいジュースで有名なあの木…

オレンジ。

オレンジの木を何本か逆さまに植えたんです。エキゾチックな木の根っこみたいに見えたから。

いまでもジャングルクルーズの植え込みの一部になっていますよ。

ないはともあれ、これで、ジャングルは何とかなりそう!

主役は異国の動物たちは・・・まだいませんが。

次回に続きます

ジャングルを何とかしたウォルトとそのチーム。

でも、主役の動物をどうするか。大きな課題が残っています。

どのようにこの課題を乗り越えていったのか

次回をお楽しみに!


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