今日は、東京ディズニーシーのアトラクション「センター・オブ・ジ・アース」に隠された面白い演出についてご紹介します。
皆さんは普段、勉強や仕事中に休憩を取ることがあると思いますが、その休憩中に何か重要なことが起こった経験はありませんか?
実は、このアトラクションでも、「休憩中に大事件が起こる」というちょっとしたユーモアが隠されています。その舞台が、地底800メートルの地下基地にある通信センターなんです!
センター・オブ・ジ・アースとは?
「センター・オブ・ジ・アース」は、キャプテン・ネモが発明した地底走行車に乗り込んで、火山の深部を探検するアトラクションです。
プロメテウス火山の地下を舞台にした、まるで冒険映画のようなスリル満点の体験を楽しむことができます。
しかし、このアトラクションには、ストーリーの中にユーモアがたくさん隠されているのです。
今回注目するのは、その一つ、通信センターで見られる「空の茶碗」です。
通信センターで何が起こっているの?
アトラクションの途中で、地下基地にある通信センターが登場します。
ここでは、火山活動や地底の様子を監視している科学者たちが、各地のクルーと通信を取っています。
ところが、その通信センターを通過する時、ゲストはちょっとした異変に気づくことがあるんです。
なんと、警報が鳴り響いているにもかかわらず、科学者たちはどこにもいないのです!
机の上には、空のティーカップがポツンと置かれていて、どうやら休憩中にどこかに行ってしまったようです。
この設定は、ディズニーが隅々までこだわって作り込んだ、ユーモラスな演出の一つです。
空の茶碗の意味するもの
この空の茶碗は、ただの装飾ではありません。
科学者が大事な監視業務中に、休憩のタイミングで席を外してしまったというストーリーが、ティーカップ一つで伝わってきます。
このような細かなディテールが、ディズニーの物語作りのこだわりを象徴しているのです。
「ベース・ステーション、応答願います!」という伝声管からの緊急の呼びかけが聞こえても、肝心の科学者がいないため、誰も対応できません。
地底で何か大きな問題が起きているようですが、クルーが不在のため事態は悪化するばかり。
このコミカルな緊張感が、ゲストに笑いとドキドキを提供しているんです。
ディズニーの細部へのこだわり
ディズニーのアトラクションは、ストーリーだけでなく細部にまでこだわりを持っています。
ティーカップのような小さなアイテム一つに、ゲストを楽しませるためのストーリーが込められているんです。これこそが、ディズニーが他のテーマパークとは一線を画す理由の一つでしょう。
空のティーカップを知っていると、「センター・オブ・ジ・アース」の世界がさらに広がり、アトラクションの楽しみ方も倍増します!
まとめ
東京ディズニーシーの「センター・オブ・ジ・アース」に登場する空の茶碗は、科学者が休憩中にどこかへ行ってしまったという、ユーモラスな設定を表しています。
このようなディテールが、ディズニーのアトラクションをさらに特別なものにしています。
次回「センター・オブ・ジ・アース」に乗った際には、ぜひ通信センターでこの空の茶碗を探してみてくださいね!
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出典
- Designing Disney
- Wikipedia【センター・オブ・ジ・アース】
- 【公式】東京ディズニーリゾートブログ
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