こんにちは、たつです!
今日は、皆さんが大好きな東京ディズニーシーが最初から東京に作られる予定ではなかったという、ちょっと意外な事実をお話しします。
壮大な計画が破れ、そして蘇るまでの、まるで映画のようなストーリーをお楽しみください!
カリフォルニアに誕生するはずだった夢のパーク
時は1990年代初頭。
ディズニーは、カリフォルニア州ロングビーチに、壮大な夢を描いていました。
それは、海と冒険をテーマにした新しいディズニーパーク、「ディズニーシー」の誕生です。
海賊たちが活躍するエリアや未来の海を探検できるアトラクション、そしてスリル満点のジェットコースター。
まさに“冒険”が詰まった夢のパークが現実のものとなろうとしていました。
しかし、まさかの事態が起こります。
ユーロディズニー(現ディズニーランド・パリ)が1992年にオープンするも、予想以上にお客さんが集まらず、ディズニー本社は経済的な問題に直面。
新しいプロジェクトに投資する余裕がなくなり、ロングビーチの計画は無情にも中止となってしまったのです。
映画スタジオパークという幻
一方その頃、日本では東京ディズニーランドが大成功を収め、第二パーク構想が進んでいました。
1988年、オリエンタルランドとディズニーは新たなパークとして、「ディズニー・ハリウッド・スタジオ」を東京に作る計画を発表します。
ハリウッド映画の世界をテーマにした、このスタジオパークは、フロリダやパリにある映画スタジオパークをモデルにしたものです。
しかし、ここで新たな障壁が現れます。
日本にはまだ映画文化が十分に根付いていないというオリエンタルランドの判断で、この映画スタジオパークの計画は1992年に白紙に戻ってしまったのです。
奇跡の再生!ロングビーチの夢が東京で蘇る
計画は一度破れてしまいましたが、ここでドラマチックな展開が!
ディズニーとオリエンタルランドは協議を重ね、カリフォルニアで実現しなかった「ディズニーシー」のコンセプトを、なんと東京に持ち込むことに決定したのです。
ロングビーチで叶わなかった夢が、今度は東京湾の埋立地で現実のものとなろうとしていました。
1996年、新しいパークの建設が正式に決まり、1998年には着工式が行われました。
そして、数々の困難を乗り越え、2001年9月4日に、東京ディズニーシーはついにオープン!
海の冒険と夢が東京で再び息を吹き返したのです。
大人のための冒険パーク、ディズニーシーの魅力
東京ディズニーシーは、他のディズニーパークとは一線を画します。
パーク内ではお酒が楽しめるなど、大人向けの贅沢な時間が待っています。
また、レイジングスピリッツやセンター・オブ・ジ・アースといった、スリリングなアトラクションが多く、訪れるたびに心躍る冒険が体験できます。
なぜ東京?選ばれた理由とは
なぜディズニーシーが東京で採用されたのでしょうか?
その答えは、立地にあります。
海に囲まれたこの場所は、まさに“海の冒険”というテーマに完璧にマッチしていたのです。
また、東京からのアクセスも良く、世界中から多くのゲストが訪れる理想的なロケーションでした。
まとめ:蘇った夢、東京ディズニーシーの誕生秘話
ディズニーシーは、最初はカリフォルニアに誕生するはずだった夢のパーク。
しかし、運命のいたずらによって計画は破れ、日本でその夢が再び燃え上がりました。
まさに奇跡の復活を遂げたパーク、それが東京ディズニーシーなのです。
このドラマチックなストーリーを知ったあなたは、次にディズニーシーを訪れたとき、きっと新しい視点で楽しめるはずです。
次回の記事では、さらにディズニーリゾートの隠れた秘密や、知られざるトリビアをお届けします!
どうぞお楽しみに✨
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