こんにちは、たつです!
東京ディズニーシーといえば、ど真ん中にそびえ立つ「プロメテウス火山」を思い浮かべる人も多いはず。
ディズニーシーのシンボルといっても過言ではないこの火山、実は…ディズニーシーで一番高い建物ではないんです!
「えっ、本当に?」と思ったあなた、今日はその驚きをじっくり楽しんでいってくださいね。
一番高いのは、まさかの「タワー・オブ・テラー」!
ディズニーシーのシンボルであるプロメテウス火山、その高さは約51メートル。かなりの高さで、遠くからでも目立つ存在です。
しかし、東京ディズニーシーで最も高い建物は…「タワー・オブ・テラー」なんです!
その高さは驚きの59メートルで、プロメテウス火山を超えているんですよ。
どうして「タワー・オブ・テラー」が一番高いの?
「なんでプロメテウス火山じゃなくてタワー・オブ・テラーが一番高いの?」と思った方もいるかもしれません。
その理由は、「タワー・オブ・テラー」のテーマ性と法律の制約にあります。
プロメテウス火山は、ディズニーシー全体のシンボルとして、パークの中心に位置しています。
高さは51メートルで、他のエリアからもよく見えるように設計されていますが、それ以上の高さは必要ありませんでした。
一方、「タワー・オブ・テラー」は、ゲストに恐怖を与えるために、その存在感を強調する必要がありました。
建物が高いほど、遠くからでもその威圧感が感じられるので、あえて59メートルという高さに設計されたのです。
また、日本の航空法により、60メートルを超える建物には航空障害灯を設置する必要があります。
しかし、「タワー・オブ・テラー」のテーマである「古き良きニューヨークの豪華ホテル」には赤いライトが似合わないため、ギリギリの59メートルに抑えられました。
でも、プロメテウス火山の方が高く見えるのはなぜ?
実際にディズニーシーを訪れると、多くの人がプロメテウス火山の方が高く見えると感じるかもしれません。
それにはディズニーの巧妙なデザインテクニックが隠されています。
遠近法を巧みに利用
ディズニーシーの設計には、「強制遠近法(Forced Perspective)」という技術が活用されています。
プロメテウス火山の頂上部分は実際のスケールよりも小さく作られており、これによって遠くから見ると、火山全体が実際よりも高く見えるようになっているのです。
例えば、下の部分が大きく、上に行くほど細くなる形にすることで、見上げるとより高さを感じるように工夫されています。
パーク全体の配置と視線誘導
プロメテウス火山はディズニーシーの中心に配置されており、パーク全体からの視線を自然に集めるように設計されています。
この配置によって、どの方向から見ても火山が目に入りやすくなり、他の建物と比較して高く見える効果が生まれます。
また、プロメテウス火山の周囲には比較的低い建物が配置されているため、相対的に火山がより高く見えるように設計されています。
この視覚的なトリックによって、プロメテウス火山はシンボルとしての存在感をさらに強調しています。
見る位置による錯覚
ゲストがパーク内を歩いているときに見る角度によって、プロメテウス火山の高さが変わって見えることがあります。
特に、火山の真下や近くから見ると、その迫力と高さが強調され、実際よりも高く感じるようになります。
これもディズニーのデザインによる視覚的な演出の一つです。
見え方を楽しむディズニーシーの秘密
ディズニーのこうした設計の工夫は、ゲストがパーク全体を楽しめるように計算されています。
プロメテウス火山と「タワー・オブ・テラー」のどちらが高いかという事実を知った上で、それぞれの見え方の違いを体験してみると、パークの設計の巧妙さに改めて感動するかもしれません。
次回ディズニーシーを訪れた際には、ぜひこの遠近法のトリックやパークの設計を意識してみてください。新たな発見があるはずです!
それでは、ディズニーシーで素敵な冒険を楽しんでください!そして、タワー・オブ・テラーの高さに驚きつつ、その恐怖とスリルを体験してみてくださいね!
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